前歯がかまないことを気にしていた方の治療
開咬矯正
上下の歯をかみ合わせたときに、歯が離れてしまっている状態を開咬(オープンバイト)といいます。
この状態では、歯がそもそも持っていいるはずのモノを噛み切るという役割を果たすことができず、 毎日の食事の際に大きなハンディキャップを背負ってしまうことになります。
さらに治療しないままにしておくと、奥歯にいつも大きな力が加わり過剰負担となってしまうため、 奥歯の寿命を大幅に短くしてしまうことにもつながります。
開咬の治療は後戻りが起こりやすいため、治療後も細心の注意が必要となります。
この患者様では治療が終わって4年後も、安定したかみ合わせを得ることができました。
BEFORE
AFTER
主訴:前歯がかみ合っていない
診断名:臼歯部交叉咬合を伴うskeletal class Ⅱ開咬症例
初診時年齢:20歳
装置名:マルチブラケット装置
抜歯非抜歯:抜歯
治療期間:2年9か月
通院回数:約33回
費用の目安:70 〜 75万円
リスク副作用:う蝕、歯周疾患、歯肉退縮、歯根吸収を誘発する可能性