50歳からの矯正治療
歯列矯正
50歳代から治療を開始した患者様です。
年齢が上がるにつれて歯を支えている骨(歯槽骨)が弱くなってくるため、 歯並びが悪いと自身の噛む力に歯槽骨が負けてしまい、 歯と歯の隙間が大きくなったり、出っ歯の状態はさらに悪くなってしまいます。
この患者様は、入れ歯治療をする予定でしたが、 矯正治療を行うことで、隙間を閉じるとともに出っ歯の治療も行いました。
自分の歯だけで治療を終えることができるのも、矯正治療の良いところです。
もちろん矯正治療で歯周病を悪化させてしまうことがないように、 治療中はしっかりとした歯みがきを行う必要があります。
BEFORE
AFTER
主訴:歯と歯の間の隙間が気になる
診断名:歯周疾患および上顎左側第1小臼歯欠損に伴う空隙歯列症例
初診時年齢:51歳
装置名:マルチブラケット装置
抜歯非抜歯:非抜歯
治療期間:1年9か月
通院回数:約21回
費用の目安:70〜 75万円
リスク副作用:歯周疾患、う蝕、歯肉退縮、歯根吸収を誘発する可能性